STタイプ:感覚+思考

Sタイプ(感覚タイプ)は、人生を各パズルピースが一連となったものとして見ます。

Tタイプ(思考タイプ)は、物事の有用性にフォーカスします。

よってSTタイプ(感覚+思考タイプ)は自身が最も関心を持つパズルピースの有用性にフォーカスします。

 
彼女らは、自身が関心を持つ物事のありのままを理解し、自身、他者、世界を最も効果的に活用しようとします。

STは、自身が愛するものが、それが既に持っている有用性によって繁栄することができるような環境を作り、保護することを望んでいます。

STは、最も有用有益な方法で物事を体験することにより、すべてものの本質的な価値(intrinsic worth)を見つけて楽しみます。

 
STは経験の有益な活用にフォーカスしており、過去に目を向ける傾向があります。それは、過去の経験から、物事をより良くする方法を学ぶためです。

彼女らは過去からほとんどの情報を収集し、選択を行い、意見を形成します。

 
したがって、STは自身が最も関心を持つものに関する過去の経験に対してとても保護的(protective)です。

あるSTは自身の過去の選択を最も保護し、別のSTは自身が選択した「主義」や「イデオロギー」の過去をとても守り、また別のSTは歴史そのものを学びに、それを有用な経験の集積として尊重します。

いずれにせよ、STは、自身が最も気にかけている物事の過去が可能な限り有用であることを望んでおり、それとは反対の意味合いに憤慨します。

 
STは過去の経験から得られる有益な教訓にフォーカスしており、人・行動・すべてを「right way(正しい方法)」と「wronf way(間違った方法)」の観点から考えます。

 
STは、自身が「間違った方法」で物事を行うことを恐れます。

また、彼女らは、他者が物事を行う方法ですらも、それが正しいか間違っているかを、率直に「自身自身の方法」の観点から判断します。

 
「正しい方法が最も有用な方法であり、過去は何かを行うための正しい方法と間違った方法を示す。」

 
 
多くの場合、STは上記の観点から物事の道徳的善悪(right and wrong)を考えます。

 
間違った方法で何かを行うことは、愚かさ、未熟さのサインです。

一方で、正しい方法で何かを行うことは、道徳的な正しさ、名誉、知性を示します。

4タイプの比較

①タイプの文字
②二重二分法
③目標
④道徳的善悪

NF NT SF ST
概念
×
意義
概念
×
有用性
経験
×
意義
経験
×
有用性
- 啓発 -
潜在的意義の発現
- 予測 -
潜在的有用性の発現
- 喜び -
既存の意義の保護
- 実用 -
既存の有用性の保護
正義と慈悲 論理的真偽 喜びと痛み 方法的正誤