INFP vs. INTP:類似性と相違性

INFP, INTP

ある類型学者の仕事や経験では、タイプの混乱の最も一般的な原因はJ‐Pです

他のタイプの比較にも当てはまるように、INTPとINFPは著しく類似しており、同時に根本的に異なっています。

表面的な見方をすれば、これらの2つのタイプは共通の内向き(I)、直観(N)、知覚(P)の3つのpreference(優先性)を共有し、T‐Fのpreferenceのみが異なることがすぐにわかります。

少し深く見れば、機能の分野でも重要な共通点を共有していることがわかります。

INPの機能スタックを比較すると、双方のタイプがauxiliary functionとtertiary functionとしてNeとSiを使用することがわかります。

さらに、双方とも、dominant functionとして内向的判断機能(TiまたはFi)を使用し、inferior functionとしては、外向的判断機能(FeまたはTe)を使用します。

簡単に言えば、これら2つのパーソナリティタイプの全体的な構造は非常に似ています。

自主性(Fi / Ti)

FiとTiの両方は、主観的な判断のアプローチを使用します。

すなわち、彼女らの優先評価基準は、外部からではなく内部(自己)から得られます。

FiとTiの両方が独立した主観的判断を行い、その有効性は自明なものとして経験されます。

したがって、彼女らは他者が自身の方法や結論に同意した度合いに比較的関心がありません。

この結果、INTPとINFPの両方は、特異なものであり、かつ慣例にとらわれない傾向があります。

どちらのタイプも、周りの世界に盲目的に従うのではなく、自分自身のアイデア、関心、価値観、方法に真正であり続けるという深い関心を抱いています。

彼女らのPへのpreferenceによって与えられた適応性の外観は、真正性および自主性への内的欲求と矛盾します。

INPが外界に対して自発的であるという考え方は、多くの点で間違っています。

彼女らは自分自身の内的衝動に自発的に反応するかもしれませんが、自分の内なる指針に従うことから生まれた平和と快適性を混乱させる可能性のある外部性を避けたり、それから逃げたりする傾向があります。
(これは多くのINPがエニアグラム9として診断される理由です)

自己指針的な個人であることの一部は、自分の信念、価値観、アイデンティティを明確にすることです。

このため、INPは自分自身を理解し、彼女らが信じていることを理解するために多くの時間を費やします。
効果的に自分自身になるためには、まず自分自身を知る必要があります。

これはもちろん、類型学が有用であると証明されるところであり、彼女らのパーソナリティーの本質に対する洞察を提供します。

探求 & 創造(Ne)

Fi / Tiは、自分の道を明確にして保持するようにINPを強いりますが、auxiliary function 外向的直観(Ne)は、その道に情報を与え、豊かにする、あるいはそうでなければつなげるアイデアや可能性を、INPが探索することを促進します。

確かに、最も内向的なINPでさえ最終的には自分たちの心の中を走り回ることに飽きてしまい、彼女らの視線を外的世界に向けるように強いられます。

Neは循環しているアイデアを楽しみ、吸収するだけでなく、それらのアイデアのパターンや繋がりを見るのにも優れています。

新しいアイデアや可能性を探ることは、特に孤独や自己陶酔の長い期間を経て、INPにとって深く爽快で活気を与えることができます。

多くの点で、NeはINPの「リセットボタン」のように機能し、内向的なブラインダーを取り除き、探索するための新鮮なアイデアを提供します。

また、Neは、以前に確立された判断に疑問を持ったり投げかけたりする効果を持つ場合があります。
これはINPの祝福と呪いの両方になります。

 
一方で、INPはNeがもたらすことができる目新しさと爽快さを称賛します。

一方、Neは強力な不安定化因子であり、INPの自己理解と世界観に疑念を、さらに混乱をもたらします。

Neを定期的に採用しているINPは、彼女らの試みに熱心にも関わらず、理想的な確実性が永遠に彼女らから逃げてしまう事を理解します。

Neに関していうと、確かなことは一つしかありません
それは「不確実性」です。

Neの多様性と予測不可能な性質のため、INPは、理解人や教義家ではなく、探求者や創造者として最もよく理解されています。

これはINPが自分自身について理解し、受け入れることができる最も重要なものの1つだと思われます。

とりわけ自分の人生で成功するために、あるいは前進するために、すべての質問に対する確かな答えにまず到達しなければならないという考えを放棄するのを助けることができます。

別の言い方をすれば、探求者/創造者としての自己認識はINPが、「NJへの羨望」と呼ぶことのできる落とし穴‐すなわち収斂的な理解人として活動しようとすこと‐を回避するのに役立ちます。

INTP vs. INFPの成長へのアプローチとinferior function

すべてのタイプは、4つの機能の間に生じている緊張と力の闘いを効果的にナビゲートするために奮闘しています。

特に顕著なのは、dominant functionとinferior functionとの間の闘争であり、機能スタック内の最大の力の不均衡を表します。

INTPのdominant functionはTiであるため、感情の世界や、感情が与える意味の感覚から切り離されていると感じます。

したがって、彼女らの最も深刻な恐怖の1つは、人生は全く無意味であると証明され、したがって彼女らは虚無主義的存在と宣告されることです。

この恐怖を解消するために、心理学はINTPにF世界との関わり‐哲学、心理学、文学、宗教などの主題を探究するなど、直接的なやり方で、人間関係を介して行うこと‐を促します。

 
INFPの最も深刻な恐怖は多くの点でINTPの反対です。

INFPは、F問題から切り離されるのではなく、T世界から分離していたり、T世界において不安定であると感じています。

INFPは、意味や価値が欠けている人生についてより、構造や組織、時間と財務管理、その他のロジスティックな問題について悩む傾向があります。

彼女らのTの欠点を克服しようとすると、一般的に数学、科学、コンピュータ、工学、法律、財務、経理などのテーマに興味を持ちます。
そうすることでTの心配が緩和され、心理的な全体が手に入り、 Te機能から決して切り離されません。

 
つまり、すべてのINPが、inferior functionのニーズと欲求の周りでキャリアを形作るわけではないことがわかっています。

実際には、科学と人文科学の両方でINTPとINFPの数が同じであることがわかります。

しかし、人文科学を研究しているINTPがFタイプであると自信をミスタイプする可能性が高く、その逆もまた同様であると考えられます。

両方のタイプは、inferior functionに関して実際以上に、より能力の高いものと見なす場合があります。

これはinferior functionがINP間の、タイプの混乱を起こして、現実に対する夢を犯した(すなわち、開発され、調整されたinferior functionを有する)ようにさせる多くの方法の1つに過ぎません。

もちろん、これは、これらのタイプが成長してinferior functionを発達させることができないというのではなく、ただ自己評価がしばしばinferior functionの理想によって歪曲されるということです。

INPがdominant functionとinferior functionを統合するという課題にアプローチするには、少なくとも2つの方法があります。

low-hanging fruit(比較的容易に達成できる方法)は、タイプ開発のフェーズⅡ(青年期~30代)で一般的に見られるように、両方の機能を別々に満足させようと試みる、断片的アプローチを使用することです。

このアプローチをとっているINTPは、何らかの形の自主的な仕事を通じて、関係性とTiを介してFeを満足させようとしばしば試みるでしょう。

同様に、INFPは、子どもやペットの世話をしながらFiを満足させ、同時に自分のキャリアを向上させる(Te)でしょう。

Dominant functionとinferior functionとを調和させる別の経路は、機能スタック内のそれらの間に挟まれた「ブリッジ機能」(すなわち、auxiliary functionおよびtertiary function)を採用し、開発することです。

これまで見てきたように、これらの機能はこれらの2つのタイプにおいて同じです。

 
したがって、個性化へのより効果的かつ持続可能なルートである、dominant functionとinferior functionとの間の橋渡しをしたいと考えているINPは、多くの共通点を共有するでしょう。

おそらく、INPの成長と発展に関して最も重要な機能は、探索と創造の機能であるNeです。

Neがはっきりと、どのように心理的完全性に向けてINPを動かすことができるかは、INPにとって明白なことは稀です。

この明確さの欠如は、Neの不安定化効果と組み合わされて、断片的アプローチの廃止がINPにとってなぜ困難であるかを理解するのに役立ちます。

 
したがって、Ne‐Siブリッジを構築することは、INPの統合と完全性への信頼性の高いルートであるにもかかわらず、inferior functionはより微妙で直接的でない方法でアプローチされるため、より大きな信念と忍耐と勇気が求められます。

この耳を傾けることは、探索者/創造者(Ne)vs. 収斂的な理解人 の自己認識に関するINPの初期のポイントに戻します。

彼女ら自身を理解人として見ることは、彼女らのinferior functionな外向的判断機能(FeまたはTe)による自己認識を示唆します。

しかし、真実は、INPが最初に上位3つの機能を使用することなく、真の理解人に到達することはできないということです。

彼女らは自信をもって何かを理解する前に、(Fi / Ti)を内省し、関連するアイデアを探検し(Ne)、過去の情報(Si)を検討する必要があります。

それだけではありませんが、理解するということは何か(犬が実際に自分の尾をつかむまで、彼らは気づいていないかもしれない何か)を見つけて作成するプロセスよりも、INPにとって報奨が少ないものあることがわかります。

これらのタイプにとって、探索したり、創造したりするものがないということ以上に意気消沈させるものはありません。

この感情はドストエフスキーの地下からのメモで上手くとらえられています。

 
人間は創造を愛している…しかし、なぜ彼は破壊や混沌を情熱的に愛しているのだろうか?

彼は本能的に目標を達成し、彼が作成している建物を完成することを恐れているので、彼はそのような愛を持っていることができるだろうか?

どのようにあなたは知っているだろうか、多分彼は遠く離れたところからのみ建物が好きかもしれない。 たぶん彼はそれを作成することだけを好み、そこには住まないだろう。

Posted by melancoly