外向的直観・NPタイプ byPJ
外向的直観(Ne)はENFPとENTPのdominant functionであり、INFPとINTPのauxiliary functionです。
直観は知覚機能であり、Neはその方向性が外向きであるため、Neの最も重要な目的は外部から情報を得ることです。
Neは、際限ない形で外部の探索を促すという点で、外向的感覚(Se)に似ています。
これにより、知覚タイプは、自身の状況を変更または制御するのではなく、状況に容易に順応し、調和することができます。
Seは1つまたはそれ以上の主要な感覚を通して情報を理解することを伴いますが、外向的直観は感覚データ超える情報、またはその背後にある情報を理解することを伴います。
これにより、xNxPは隠されたパターン、可能性、潜在性を認識し理解することができます。
外向的直観はアイデア・事実・経験のプール内の関係やパターンをスキャンします。
またそれはTi・Fiのいずれかと連携して、xNxPがアイデアを策定し変更することを助けます。
xNxPは一般に読書・会話・自然・芸術との交流などの活動に対してNeを使用します。
xNxPのTiやFiが収束性を促す一方、彼女らのNeはより多くの選択肢と代案を集めることで対抗します。
多くの場合、Neは勝利を勝ち取り、xNxPを永続的なオープン性や不決断の状態に保つための、十分な新しい情報または矛盾する情報をふいに差し挟みます。
時折、これはxNxPにとってのフラストレーションの源となり、彼女らが決定を下すことや確定的な結論を引き出すことを困難にします。
しかし、Neの利点の1つは、彼女らがオープンなままでいるということに役立つことです。
それは、xNxPが尚早な結論を形成することなく、問題の両面で真実を見ることを可能にします。
これにより、彼女らは良い聞き役となり、公正で効果的な仲裁人として行動するのに適します。
外向的直観 & 公開性
複数の視点への開放性はxNxPの強みですが、Neは生産性やフォロースルー(計画等を最後まで遂げること)を妨げることがあります。
彼女らのNeにあまりにも多くを傾けてしまうと、多くのウサギの通った跡(ランダムなもの)を追いかけて、自身の本来の焦点を見失うように誘惑する場合があります。
これは、例えばxNxPの作家の場合などに問題となる可能性があります。
その理由は、より合理化された言論を求める読者にとっては、脱線(tangents)や脇道への誘致が苛立たしい場合があります。
外向的直観はまた、xNxPが興味をそそる可能性を探し出すことを助けます。
これは、xNxPの起業家がトレンドを読んで、有望な機会を特定するのに役立ちます。
Neはまた、人生の謎と偶発事象に対する驚きの感覚に寄与します。
これが、xNxPがしばしば放浪者または探求者の役割を果たす理由となります。
xNxPは自身が求めているものを正確に理解していることは稀ですが、Neは盲目的な予感や、次の人生の旅で誰が、何が現れるかついての興奮感を与えます。
これに関連して、Neは神または宇宙が定められたときに用意しているかもしれないものに対する開放性や好奇心を伴う神秘的な趣を伴います。
Neは雰囲気にも敏感です。
新しい場面に遭遇するとxNxPは通常、特定の客体や詳細(Se)に敏感ではありませんが、出現する曖昧な感情や印象を認識します。
xNxPは、与えられた環境の「感じ」が好きかどうかをほとんど直ちに知ります。
彼女らは感覚の詳細に敏感ではないので、他のタイプのものが目立つように感じるかもしれないことに気付かず、彼女らは純真で、夢想的で、ぼんやりしたように見えることがあります。
最後に、Neは不安定さや不満の執拗な感覚に寄与する場合があります。
xNxPは、より多くの新奇性・自由・自律性を経験するために、特定の状況を逃れたいと望むことがあります。
彼女らは、よりエキサイティング(興奮させるもの)やインスピレーション(鼓舞)を与えるものを発見するために、仕事を辞めたり、人間関係を断ち切ったり、退屈なパーティーはやめたいと思う気持ちに苛まれるかもしれません。
これらの促しに一貫して行動する人々は、気まぐれ、無責任、わがまま、と受け取られるでしょう。
Neの具体的の例を求めている読者は、Neがdominant functionであるENxPを十分に観察するには時間が必要かもしれません。
ENxPは、しばしば彼女らが何をすべきかを理解しているよりも多くの趣味と興味を備えた熱狂的なライフスタイルで生きています。
彼女らは常にあちこち動きまわっており、常に新しいものを試すことに興奮し、長期間にわたって単一のアクティビティ(行動)を実行することはめったにありません。
彼女らは常にあらゆる場面で新しい可能性と潜在性を模索しているので、気が散っているように見え、焦点を絞るのが難しいかもしれません。