INFP：LBP理論

LBP理論, INFP

INFPは内なる洞察を求めて広く探求し、深い意義を持つ経験を求め、すべての人へ生きるための光を照らします。

　
INFPの認知ステップ

1	2	3	4
知覚		判断
詳細(●)	観察(○)	行動(●)	原則(○)
▲Fi	△Ne	▲Si	△Te

 
INFPは、状況の「詳細」にフォーカスする「IPの領域」と、物事の意義のある可能性を追求する「NFの目標」を組み合わせます。

この組み合わせは全ての思考を促し、全ての行動を促し、全ての判断を補助し、全ての世界観を刺激します。

それは人が追求するすべての最終目標 － プライベートな心の中での最も重要なこと － を要約しています。

 
決断、思考、感情、経験、人などに直面するたびに、心は自然に4つの認知ステップを駆け巡ります。

 
認知ステップの順序は各タイプの独自の領域と目的に依存します。

人はいつも自分の順序で考えることに慣れているので、それが唯一の自然な考え方のように思えるかもしれません。

実際は、人々は世界に対して異なったアプローチをし、共有されるべきユニークで強力な何かを世界に提供します。

認知ステップの詳細

第1ステップ

状況の具体的な「詳細」を調べる

状況の詳細を熟考するために、心の中に目を向ける（Fi）
↓
「状況の詳細」の全体像（というコンテキスト）を把握し、状況の意義と価値について結論を出す

第2ステップ

その意義のある「詳細とデータ」を引き継ぐ
↓
人々の動機、欲求、性格を「観察」することを目的として、概念的なつながりを描く（Ne）

第3ステップ

情報源として信頼できると判断した人に依って、「行動」を決定し、「意見」を形成する

経験に基づく特定のシナリオ（予測状況）を展開して、頭の中で「行動」をテストする（Si）
↓
最良の選択肢に思えるものを把握する

第4ステップ

世界と宇宙全体の働きをよりよく理解するために、自身の「行動」と「意見」の結果を注視する（watch）

外部に目を向ける
↓
世界がどのように、再現性があり、信頼性が高く、有用な方法で機能しているかを把握することで、「原則」を推測する
↓
推測した「原則」に基づいて全体的な世界観を形成する（Te）

 
そして、サイクルが最初から始まります。

「原則」を理解することで新しい「詳細」が明らかになります。

その意義の深い含意は、より多くの熟考を促し（Fi）、4番目のステップから最初のステップへ何度もフィードバックします。

気づかないうちに、この認知のサイクル全体を1秒間に何度も経験するかもしれません。

 
普遍的な「原則」は、INFPの4番目のステップであり、INFPにとって最も弱いものです。

それぞれの状況の数え切れないほどの詳細にフォーカスすると、ズームアウトしてあらゆる種類の状況に例外なく適用される普遍的なルールを見つけることは、想像を絶することのように思えるかもしれません。

原則を見つけようとする際、多くの状況には実際に当てはまらない単純な「一般論」に陥ることを避けるのは困難です。

 
全てのタイプには弱点があります。

健全なIPは他タイプが決して尋ねようとは思わない詳細な質問を自然に深く掘り下げることができます。反対に、健全なIJは、これらの質問の中で最も複雑な問題に対しても、複雑で包括的な回答を提供できます。

EPは他タイプには無謀に見えるスピードと確実性を持って人々の核心を正しく認識し、EJは他タイプは開始するのにさえ苦労する「長いタスクのリスト」を正確に実行します。

 
すべての認知ステップでより信頼性が高く、強くなるための最良の方法は、最初のステップに集中することです。

最初のステップに注意を向けると、他のすべての認知ステップが自動的に、より鋭く、より強くなることがわかります。

 
「状況の詳細」を把握して理解するという自身の強みにフォーカスしましょう。

そうすると、普遍的な「原則」への理解という弱点は、徐々に良くなります。

そして、導き出した「原則」が欠陥のある単なる一般性であることが判明した場合、それはINFPに作業するべきより多くのデータを与えるだけであることを覚えておいてください！

 
原則や世界観について自分自身を卑下しないように注意してください。

人生の各状況の詳細を調べることを楽しみましょう。

そうすれば、心、魂、精神に関する啓発的な疑問をより深く掘り下げる方法を学ぶことができます。

INFPの専門性

INFPにとって、哲学、ユーモア、人生全般のいずれにおいても、意義の最も深い部分を探求して理解することほど重要なことはありません。

INFPは認知的には、詳細と状況（IP）における意義のある可能性（NF）にフォーカスします。

これにより、理論上の人々、人類全体の人生にどのように適用されるかという観点からすべてを考えるようになります。

INFPにとって最も重要なことは、広く意義を探求し、疑問を呈し、理解の光で他者を照らすこと（shine a light of understanding to others）です。

 
これはINFPに、個人的な意義の内なる世界を発展させる強い傾向を与えます。

これは多くの場合、デザインや装飾などの芸術的な追求を通じて現れます。

執筆もINFPには特に一般的です。

彼女らは、詩、小説、書面による討論が、重要なものを発見、表現、分類するための強力なツールであると考えます。

 
INFPは、意義の哲学的な仮定を深く掘り下げることで得た内なる光を秘めます。

INFPはある時は大げさで、ある時は静かかもしれませんが、常に、全ての状況と詳細の、他の全ての物事（というコンテキスト）の中における意義を理解したいと思っています。

 
これは、秘められた意義の発見がINFPにとって容易であることを意味するものではありません。

他タイプと同じように、INFPもそれに取り組む必要があります。

INFPと他タイプの違いは、INFPが何よりもこれを気にかけているということです。

INFPは単に意義の探求に十分気を配っているので、それに懸命になることを厭わないのです。

パラドキシタイプ

それぞれのタイプは、お互いに特別な関係を楽しみます。

反対の文字を持つタイプ同士は、互いに特別でエキサイティングな関係を形成でき、最初と最後の文字が反対のタイプ同士は、独特の友情と親密さを持っています。

多くのタイプ間のそれぞれの関係には特別な性質と利点がありますが、おそらくこれらすべての中で最も重要なのはパラドキシタイプです。

 
パラドキシタイプは人が深く関わっている秘密の人物です。 それはその人の「本当の自分」ではなく、他者がめったに見ることのない、隠されたプライベートな側面です。

親しい友人との関りの中で特に熱狂的または快適に感じているとき、パラドキシカルタイプは輝きを放ちます。

親しい友人は他者が決して知らないかもしれない隠されているものを見ることができます。

反対に大きな苦痛の時には、パラドキシカルタイプを維持することができず、無計画にその人から飛び出してしまうかもしれません。

それでも、パラドキシタイプに触れて育成すればするほど、自分のタイプの弱点を避けながら、自分のタイプの長所をより容易かつ自然に習得することができます。

 
パラドキシタイプはN/Sを除くすべての文字が異なります。

INFPの秘密の内面のパラドキシタイプはENTJです！

ENTJは、INFPの態度とは逆に思えるかもしれませんが、まさにそれがパラドキシタイプが特別な理由です。

 
あなたの内側のENTJを解き放つことを学びましょう！

大胆になり、決断力を持ち、前向きに取り組み、目標を達成し、前向きで有用な変化をもたらしましょう。

人々を集めて、関心ある大義のために情熱と熱意を持って戦いましょう。

 
自身がどのように人生をより良くすることができるかを把握し、そして過程において勝利をつかむための行動を起こしてください。

内なるENTJをすべての行動で発揮させるほど、前例のない強さ、複雑さ、思いやり、真の幸福を備えたINFPとなります。