世界の85%はINFJ:LBP

LBP理論, INFJ

ネット上の人々の85%が、自分のことをINFJだと信じているようです!

まあ、実際は55%くらいかもしれませんが、重要なのは、他の15タイプすべてを合わせたよりも多いということです。

INFJが最も稀なタイプであるとされているのに、オンライン上の多くの人が自分をINFJだと考えていることに違和感を感じませんか?

 
真のINFJは、自身が「良くない人(wrong)」なのではないかという不安を抱えます。

INFJの症候群」の特徴は、自身がINFJであることに罪悪感を感じ、また、自身は決して他人から好かれることはないと考える、というものです。

 
「INFJの症候群」に陥ると以下のことを恐れます。

他者よりも自身の方が優れていると考えていると思われること

原則を愛すること、世界を意義のある方法でより良くするための計画を考えることは、他者からはうぬぼれている、真面目過ぎると思われること

 
ただし、自身があるタイプであることについて謝罪するのはINFJだけではありません。

だから、もし謝罪したとしても、それはあなたがINFJであると言う意味ではありません。

 
「INFJの症候群」が更に深刻化すると、イライラしたりします。

彼女らは、無限を愛する本当の自分を皆に見せれば、奇妙だと思われたり嫌われるのではないかと恐れ、その結果、逆の方向へ極端になります。

自身が愛する物事のことを本当は好きではなかったふりし、自身が愛する物事に呆れ、無限の原型(アーキタイプ)を嘲笑したりします。

 
そして皆に証明しようとします。

「ほら、私は宇宙(世界)と仲良くはないの!」「 宇宙(世界)はちょっと変わってる!」

INFJは普遍的なものから自分自身を切り離し、INFJの精神が優先する生命線である啓発的な傾向意義に関する概念的原則に対して無関心または嫌悪感さえ装おうとします。

 
原則や原型(アーキタイプ)に触れることは、多くの文化において、女性の方が適していると考えられています。

 
さて、「誰もが自身をINFJと考える」という疫病が蔓延した主な理由は2つあります。

ただの文字の勘違いなら、INFJのみに偏りません。

誤解①:INFJは最も優れたタイプ

ネット上ではこれをよく目にすると思いますし、あなたもそう信じているかもしれません。

 
素晴らしいINFJの主人公がたくさんいます!

現代のメディアは本当にINFJを愛しています。

しかし、同時にあらゆるタイプのヒーローが存在します。

 
重要なのは、INFJがタイプとして優れているわけでも、より重要であるわけでもないということです。

健全な場合、INFJは16タイプ中で最もズームアウト視点を持つタイプです。それは良いことでも悪いことでもありません。

 
しかし、私たちの現在の文化では、INFJのタイプ専門性である意義に関する普遍的な原則という観点が決定的に欠けています。

意義に関する普遍的な原則(INFJ)は、状況を最大限に活用し、すでに在るものを有効利用すること(ISTP)よりも重要だというわけではありません。


キャプテン・アメリカ(INFJ)とナターシャ・ロマノフ(ISTP)は、それぞれの宇宙(領域)において、それぞれの目的を果たしています。

 
ある文化の中で物語を書く人にとって、認知タイプを知っているかどうかに関係なく、読者が必要としていると考える認知タイプを書くのは自然なことです。

歴史上の特定の瞬間に、さらに架空のINFJが必要な場合、彼女らを主人公とする物語は増加するでしょう。架空のESFJが必要な場合、ESFJが主人公となることが多くなるでしょう。

 
おそらく私たちの現在の文化の中でINFJの主人公が多く登場するのは、INFJが英雄になり得る唯一のタイプであるためではなく、INFJの専門性が私たちの文化に欠けているためです。

歴史上の他の時代では、文化のバランスをとるために別タイプの主人公が必要とされました。

そして、偏った現状のバランスをとるためにさまざまなタイプが必要となり、歴史上には16タイプそれぞれのシナリオを見つけることができます。

誤解②:哲学=INFJ

多くのテスト、本、インターネットでは、意義や広い世界に興味を持つ人ならだれでもINFJに当てはまるように説明されています。

結局のところ、具体的な行為の観点から言えば、聡明で(Nと誤診断される)、人を大切にし(Fと誤診断される)、一人でいることを好み、または思慮深く哲学的で(Iと誤診断される)、世界で何かを達成することに関心がある(Jと誤診断される)人は、すべてINFJと診断されるでしょう。

実際には、どんなタイプの誰でもこれらの説明に当てはまる可能性があります。

 
INFJは哲学的であるというステレオタイプがあります。

むしろ、世界のあらゆる意義を探求したいと考えるのはINFPです。

 
タイプは、あなたの精神が何よりも望んでいるもの、何よりも優先するものを表します。

積極的に違うタイプになろうとしたり、本当の自分でいることに罪悪感を感じたりすると、あなたの最も深い欲求が満たされないままになり、不幸になってしまいます。

補足

具体的な行為というのは、様々な要因で変化し得るため、これを根拠にタイプを判断することはできません。

心理学的タイプを判断するには、純粋な精神の働きにのみフォーカスすべきです。

それは、精神が何を一番好み、優先するか、です。

Posted by melancoly