INFJ:エンパス
まずは「エンパス(共感力を持った人)」の定義を確認しましょう!
エンパスの特徴は他者の感情や身体症状を高感度で感じて同化(absorb)することである
彼女らは直感を通して世界をフィルタリングする
精神科医ジュディス・オルロフ
INFJはエンパスなの?
この説明に基づくと、多くのINFJがそうであると言えるでしょう。
私たちは人々の身体的症状を必ずしも同化しないかもしれませんが、INFJは周囲の人々の感情を同化することで知られています。
エンパスの特徴
他者の感情を同化する
エンパスは他者の感情や気持ちを非常に理解しています。
彼女らは良い感情を同化してリラックスできるので、調和のとれた状況で繁栄します。
また、緊張感や怒りも同化できます。
INFJはこの質を持つことで知られています。
自身の感情を他者の感情と区別するのに苦労している多くのINFJがいます。
私が話した内容に対して相手が怒っていると感じた場合、私は相手のフラストレーション・怒り・悲しみを同化する傾向があります。
それによって私は言ったことすべてを撤回したいと思うようになります。
他者の幸せ・喜びも同化できるので、家ではこれらの気分を高レベルに保つようにします。
INFJ
健全な状態では、エンパスは深い思いやりと洞察力を持ちます。
極端な場合、エンパスは共依存になります。
INFJのエンパスは、自身の感情世界を他者の感情世界から分離することを学習する必要があります。
そうすることで、燃え尽き症候群に陥ることを防ぐことができます。
INFJは他者に非常に敏感で、感情を理解する本質的な才能と視点を変える能力の組み合わせは千里眼のようです。
非常に直感的
エンパスに関するほとんどの文献は、彼女らを直感的であると説明しています。
INFJも非常に直感的です。
実際、彼女らのdominant functionはNi(内向的直観)です。
Niは、具体的な情報ではなく抽象的な情報を処理します。
それはパターン・傾向・象徴的意味を見つけます。
INFJはしばしば、人々や将来の可能性について「A-ha(あぁ!)」の洞察の瞬間を経験します。
またNiにより、視点を変え、複数の視点から物事を想像することができます。
非常に敏感
オルロフによると、エンパスはHSP(非常に敏感な人)でもあります。
でも、それはどういう意味なの?
HSPは物事を深く処理し、容易に過剰に刺激され、強い感情的反応性を持ち、詳細に敏感である人です。
一部のINFJはHSPです。
INFJは物事を深く処理し、多くの焦点によって情報を分析する傾向があります。(dominant function Ni・tertiary function Ti)
また、明るい光、雑音、多くの感覚データによって簡単に過剰刺激され、圧倒される傾向があります。
感情的な反応性に関しては、いくらかのINFJはこれに関連する可能性がありますが、多くのINFJは、自身よりも他者の感情的反応に反応する傾向があります。
INFJの個人的感情は外部の影響によってとても曇っており、しばしば暗いです。
親密な関係によって圧倒される
多くのエンパスは他者の感情的な世界にあまりにも巻き込まれているため、一人の時間を必要とします。
これは、他者と一緒にいるときに自身の感情を整理するのが難しいINFJにも当てはまります。
彼女らは他者と共にいるとき、グループの要求・価値観・感情的な葛藤に集中する傾向があります。
彼女らには他者の感情や意見に邪魔されることなく状況を処理するために、すべてから離れる時間が必要です。
ジャーナリング(感情や頭の中にある考えなどを書き出すこと・書く瞑想)は、INFJが自身の感情を整理し、外の世界から入力されるものを除外するのに役立つため、非常に健全な実践です。
非常に敏感な身体感覚を持つ
エンパスの神経は「騒音、過度の会話などに悩まされる」可能性があります。
これはINFJにも当てはまります。
その多くは彼女らの心理機能に帰着します。
INFJのinferior functionは、Se(外向的感覚)です。
Se-dominantタイプ(ESFP・ESTP)は、多くの感覚情報に圧倒されることなく、それを処理できます。
彼女らは物理的な世界と深く調和しており、それに迅速に対応することができます。
対照的に、INFJはdominant function Seを持っています。
多くの感覚刺激に圧倒される場合、自身の本質的な直感的な状態が「ブロック」されているように感じるでしょう。
多くのノイズ・明るい光は、混乱・霧・ストレスのように感じられるでしょう。
エンパスのセルフケア
健康的な呼吸の練習
ストレスを感じたり感情に圧倒されているときは、ゆっくりと深く息を吸ってください。
これは緊張を取り除き、あなたの魂を落ち着かせるのに役立ちます。
他者の感情に責任を負わない
エンパシー(共感力)を持つのは良いことです。
しかし、共依存は良いことではありません。
みんなの感情状態を「修正」するのはあなたの仕事ではありません。
多くの場合、人々は自分で自分の感情に取り組む必要があります。
自分自身に対して思いやりを持つ
エンパスは、他者の感情や争に深く影響されます。
しかし、あなたも重要な個人であることを覚えておくことが重要です。
必要に応じて、セルフケア・自然の中での時間・健康的な睡眠習慣・治療に時間をかけてください。
自身の要求のために時間を使うことは利己的ではありません。
セルフケアによって、より健康的で前向きな方法で他者のケアをすることができます。
限界を知る
あなたは他者が何を感じているかを理解できていると思うかもしれませんが、あなたの直感も時々間違っている可能性があることを覚えておいてください。
「私はあなたが何を感じているかを正確に知っている」などの発言をしないでください。
すべての個人の感情の世界には非常に多くのニュアンスがあります。
感情に関する感覚は得られるかもしれませんが、全体像は得られないかもしれません。
まず他者を信じましょう
他者が経験していると思われることについて容易に判断を下さないようにしてください。
一人で時間を十分に取る
バランスの取れた健全なINFJになるためには、あなた自身の思考・感情・優先事項を処理する時間が必要です。
常に人々の周りにいる場合、あなたは他者よって引き起こされる感情と要求の竜巻の中にいるように感じるかもしれません。
これにより、混乱し、ストレスを感じ、圧倒され、不注意になります。
他者の現在の感情状態を「修正」しようとするのに忙しく、長期的な目標を見失う可能性があります。